722 ハリーポッターと死の秘宝

昨日テレビでやってたから、見てみた。

映画館で観た時は楽しく感じたのに、やはり以前のように楽しいと思えなかった。

去年ファンタスティックビースト観た時もそうだった。

 

ファンタジー物を楽しめなくなっているのだ。

 

何故だろうと考えながら観ていたら、答えがわかった。

 

主人公と自分を重ね合わせる事が、出来なくなってしまったのだ。

重ね合わせる事が出来なくなったから、感情移入出来なくなってしまった。

 

ファンタジー物の主人公と自分を重ね合わせるには、自分に対する特別感が必要だと思う。

 

特別感とは、自分には特別な力があり、いつか壮大な冒険に出ると思っている。そんな妄想だ。

小さな男の子だったら、みんなが持っているピュアな妄想。

その妄想がないと、特別な力がある主人公と自分を結びつけられない。

 

例えば、小さな頃はみんなこう思っていたはずだ。

・自分のお父さんは本当のお父さんではない。

・15歳になったら、自分は冒険の旅に出る。

 旅では仲間を見つけ、特別な力を身に付ける。

・あと美少女に会えるかもしれない。

 

だが、人生経験を重ねるうちに、自分は普通の人間だと知る。

お父さんは本当のお父さんだし、15歳になっても冒険の旅はやって来ない。

仲間だってなかなか見つからない。

クラス替えがあれば、疎遠になる連中ばかりだ。

それに勉強も部活も中途半端だし、俺はなんなんだ!

 

みたいな、こんな気持ちになる。

 

夢から覚める瞬間だ。

 

多分俺も社会人になり、夢から覚めてしまったのかもしれない。

 

大人になったという見方もあるかもしれないけど…

これってすごく寂しくないか?と残念な気持ちになった。

 

大人になった今だからこそ、夢を持つべきなのだ。

自分に特別な力があると信じて、頑張った方が良いんじゃないかと思った。

 

自分の特別感を信じていないと、自分で目標を決めて頑張ろうと思わないからだ。

どうせ自分は頑張ってもダメだと、最初から諦める人になる。

 

この目標は小さな目標でも、どんな目標でもなんでも良いと思う。

毎日一歩前進するのが大事だと思う。

物語の主人公のように、何かに対して立ち向かう。結果として、少しずつ前進する。

 

そんなことを考えながら、鑑賞していた。