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ローグワン 感想

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ジョージ・ルーカスが関わっていないスターウォーズを見ると寂しくなってしまう。

自分が取り残された気分になるからだ。

 

私の感想は老害としての意見だ。

かつて、新三部作を否定していた古参のファン達。

私が嫌いだったファン達と同じになってしまった。

なので、この記事を読んだくださる方は1人の老害の意見として読んでください。

(映画自体はめちゃくちゃ良い出来ですよ!)

 

私ががローグワンで寂しく感じたのは、キャラクターが死んでいる事。

 

キャラクターが元から死んでいるので、劇中で死んでもなにも悲しくない。

キャラクターの生き死には、劇中でキャラクターが味わった境遇に観客がどれだけ共感出来るかが重要だ。

キャラクターが悲しい思いをすれば観客も悲しくなり、キャラクターが苦難に立ち向かえば、観客の胸も熱くなる。

 

この問題はディズニーの製作方法に原因があるのだと思う。

ディズニーは魅力的なストーリーを作る魔法を持っている。

どんな展開にすれば観客が興奮するかをコントロール出来る。

 

ただその作り方だと、キャラクターが死んでしまう。

全てのキャラクターはストーリーを展開するための操り人形になってしまうからだ。

 

推測だけど、これまでのスターウォーズはキャラクターからストーリーを作っていたと思う。

多くのキャラクターにモデルがいる。

ルーク=ジョージ・ルーカス

ダースベイダー=ジョージ・ルーカスのお父さん

R2-D2C-3PO=隠し砦の三悪人のキャラクター(エピソード4のモデルになってなった映画)

チューバッカ=ジョージ・ルーカスの愛犬

 

文具屋のせがれとして生まれ、家業を継ぐ事と自分のジレンマに悩んでいたジョージ・ルーカスの経験を反映しているから、キャラクターが生き生きしているのだ。

 

ローグワンはたくさんの撮り直しがあったらしい。

戦争映画っぽく作りすぎて、ディズニーの検閲を通らなかったからだ。

 

あれだけの大作になると、大きな市場を狙わないといけないのは分かる。

新しいファンに、一般的に楽しいと感じるストーリーを作らなければいけないのは分かる。

ジョージ・ルーカス体制のスターウォーズの晩年は、ファンと共に年老いてしまって限界を迎えていた)

 

だけど、ちょっと寂しかったな。

スターウォーズに関しては、キャラクター設定から作り込んでも良いのではないかと思う。

イメージとしては大まかなストーリーという舞台を用意して、キャラクターのアドリブに任せるイメージだ。

 

本当の名シーンは完全なコントロール下には生まれない。

 

「I love you」

「I know」

 

レイアとハン・ソロの名セリフはアドリブから生まれた。

キャラクターが用意された台本を超えたから。

 

これからもスターウォーズも、こんな熱いシーンが生まれることを期待してます。

本当に大好きだからこそ、心から待ち望んでます。